叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

うさぎを飼う  適任の先生探し




うさぎを飼うことになっている。
2年生の担任となった。

そうだとはいえ、うさぎを飼うかどうか、本当に決めるのはわれわれ新年度の2年担任団である。
子どもたちの実態に合わせて、どう考えるか、だ。
教師がやりたくてやる、という以上に、実際の、今年度2年生の子どもたちにとってどうか・・・、ということ。

しかし、すでに1年生のころから、旧2年生たちがうさぎの飼育をしているのを見ているから、

「ぼくたちも、2年生になったらお世話できるね!」
とうれしがって心待ちにしているという。

であれば。

やるしかないではないか。


さあて、どうするか。
いったい、2年生の子供たちに、どんな力をはぐくんでいくか。
つけさせていくか。
生活科を通して・・・。
一年の計は元旦にあり、というが、学級の始まりは今。
この時期に、考えておかなければならない。


そこで、つらつらと休みの日に考えてみるに、
○うさぎをペットとしてしかとらえていないのではないか
○そもそも、うさぎの生命そのものは、ペットと既定される前から、ある。
○野生として生きていける命を、ペットとしているのは人間の側。
○うさぎは食用、という国もある。(欧米)
○キャラクターやペット、というイメージが強いから、すぐに触ったり抱きたくなるのではないか。
○抱くという行為も、うさぎからしたらどうなのか、という視点が必要ではないか。

いろいろと考える。
でもまあ、2年生だからな・・・。

まだまだ、考えている途中。
思考を寝かしつつ、来週また、考える時間をとろう。