叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

ほめるというより、感心する 【絵手紙】




絵てがみ】をかいた。
名前は本当は朱印をつくってやるのがいい。

魚などを置いて売る発泡スチロールのトレイの切れ端が要る。
サインペンで、写し取り紙に自分の名前を書く。
裏側から見ると、左右反対に見える。
それをスチロールトレイに貼りつける。
上から、字の形を確認しながら、えんぴつの先でぷすぷすと穴をあけていく。

スチロールがやわらかいので、ちょうど字の形に、えんぴつで穴をあけることができる。
それを朱肉に押してから、はがきにペタン。
これで立派な印鑑になる。

赤鉛筆でそれらしく書かせたこともある。今回は思いつきの空き時間で作成したので、ともかくも名前を端に書かせただけでした。子どもたちは文句も言わずにやってましたが、内心「ごめんね」と言いたくなります。


<ほめことば>
うまくボケたね。
にじみがいいね。
大胆な構図だ!
ほんものみたい。
生きた感じがする!
味がある。
色が重なったね。
余白が生きてる。
おいしそう!

など。

とにかく感心しまくる。

ほめる、というより、
感心する、と思った方が、図工の授業では「ほめ言葉」がスッと出てくる気がする。