叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

運動会の前に意識すること


いよいよ、運動会です。


学級担任として、意識していること。

1)運動会がはじまる前、クラスでどうしても話しておくことがある

運動会の前だからこそ、注入できるフレーズがある。
このせっかくのチャンスを逃すまじ。

2)運動会の前後の、国語や算数の進度に気をつける。

国語や算数がおざなりになっていないか。
進度がぎりぎりになってしまっていないか。
やるべきことを進めておかないと、<2学期の行事の嵐>の前に、難破してしまう。

3)運動会のあとの、<宴のあと>症候群に気をつける。

運動会の後、なんだか気が抜けたようになってしまう子たちがいる。気をつけておく。具体的には、運動会の後、子どもたちが夢中になれることを用意しておいて、間髪をいれずに実施し、ほめまくる!!(運動会で叱られ続けているので、その分の借金を取り戻す!)

4)個別の活躍ぶりを記録しておき、2学期途中の保護者懇談で言えるように。

運動会の最中、係の仕事で担任にも余裕はないけれども、ふとしたときに子どもの様子をしっかり見ておき、記憶および記録しておく。保護者にエピソードを語るのには、とっておきの話題になる。

5)教室を整然と。

教室がすごしやすければ、荒れない。
ちょっとでも掃除に協力的な子を、丹念にほめる。
「教室がきれいに片付いていると、気持ちいいね or 道具がさっとわかるね or 練習の時間に間に合うね or 勉強がやりやすいね」

6)ほめる。

1学期から大事にしてきた、<なかまとのつながり>を大事にする行為を念入りにほめる、丹念にほめる、じっくりほめる。