叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

各学年・体育の年間指導予定!


さて、体育の年間予定。

3年生は、リレーの練習。

*これから高学年になる。知っておくと役に立つ。
*お互いを責めない指導。励まし合う指導。
*バトンを渡すときの、お互いのタイミングの取り方は何度も練習する部分。「努力」「継続」の価値を知る。

4年生は、走り幅跳び

立ち幅跳びから始める。
*高学年では遅い。女子が真剣に取り組まなくなる。
*だから、4年の最初にやる。
*陸上選手(女子)のきれいなフォームをビデオで見せる。
*将来、メコン川を跳んでわたらないといけない日が来るかもヨ、と脅す(ワニ)。同時に、20代でアジアを旅しなさい、とアドバイスしておく。

5年生は、ハードル。

*身長がないと、むずかしいから。
走り幅跳びでは力を抜きやすい高学年女子も、ハードルは倒したくないという心理がはたらき、わりとまともに取り組みやすい。
*テンポ、リズム、という要素を考えたり、身体をそれに順応させる、という高度なことが、5年だとやれる。
*準備や片づけのシステムを最初の時間に徹底させるため、道具の整理の仕方などを熟慮しておく。
*いきなりやらせないで、ショートステップで徐々に身体を慣らす。そのために、けんけんぱ、など、低学年でやっておくべき指導を念のためしておく。

6年生は、高跳び。

*これをするしないで、体育の印象が変わる。
*思ったよりも白熱する。
*高く跳びたい、という本能か?
*ただし、フォーム、ふみきり、というように細かく要素を分けて把握できるような指導がいる。説明をいくら繰り返しても分からないし、かといって、説明抜きではちっとも上達しない。最低限の要素をお互いに確認させる。