叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

学校の教師がもっと社会に出ていくべきだ


すぐに、「責任がとれるのか」とか、「だれが責任をとるんだ」とかになるから、なかなかできない。

しかし、学校の教師が黙することでのデメリットが多すぎるのだから、これから土曜日の午前中は、公民館でクラスの先生と保護者がかならず輪になって茶話会をすることにしてはどうでしょう。



そこで担任を責めたり保護者を責めたり、保護者同士が責めあったりしていては子どもが不幸ですから、感情を害しないことを条件にするのはどうでしょう。

親が相手だと話すのが苦手だ、という教師もいるでしょうが、その先生の「親と話す技量」を責めてもしょうがないので、そこは保護者が主体で話ができるようにしてもよいし、その場を生き生きとしたものにするためのファシリテートができる、専門の「子育て支援ファシリテーター」を行政が派遣してはどうでしょう。

かといって、こういう動きを行政が一斉に上から下へ、というような目線で行っていき、何かが良くなった例はありません。ですので、ゲリラ的に推奨し、やれる人から始めて、やっていくのはどうでしょう。

教師が、地域の親たちと一緒に毎週土曜、公民館でぐるり輪になりお茶を飲む。(そのかわり、土曜日は出勤扱い)
教師の疲れをいやすのが目的の一つです。
もうひとつは、親の疲れをいやすのが目的です。
おたがいに、励まし合おう、という趣旨です。

月に一度でもいい。

これを拒否する先生は、たぶん心が相当疲れていらっしゃるか、モンスター的な親がいるのでしょう。
(でもね、一見非常識な親は、苦しんでいることが多い。話をさせてあげたらいい。そして、その方のねがっていることをしっかりと受け止めてあげる必要がありますよね。しかしま、教師が受け止めきれない事がほとんどですから、そこは先ほどのように、社会福祉士の資格をもつ方がコーディネートというか相談員となって・・・)

こうなると、今の小学校は2万2千校ほどありますから、2万2千×6学年=約13万人の社会福祉士が必要となりますね。新たな雇用も生まれ、このような志のある若い人がたくさん助かります。

こういう意見って、他に、だれかしゃべってますか??(不勉強故・・・、もうすでにこういうアイデアがあるんだろうか)