叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

【朗報!】平成25年度小学校教員資格認定試験実施の方向!


いやあ、よかったですねえ。
わたしがお世話になった、小学校教員資格認定試験が、平成25年度も実施される予定のようです。

ともかく、文科省の予算請求の項目に、しっかりと明記されています。
これをよろこばずして何を・・・やったー!

http://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/h25/1325564.htm

http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2012/09/07/1325569_4.pdf

上記をご覧あれ。


いやあ、やっぱりなんだかんだ言っても、文科省、「再チャレンジのできる社会」を実現しよう、という志のあるキャリアの方が、たくさんまだいらっしゃるようです。

これがなくなると、この小学校教員資格認定試験がなくなると、30代、40代の転職がかなわなくなる、という方が増えてしまいます。
家族をかかえ、定期収入をたとえ数ヶ月でも滞らせることさえ不可能、という方も多いのです。
そういう人が、教員を目指す。
それを可能にしてくれるのが、この小学校教員資格認定試験でした。
かわる手段がないのですから、「小学校教員資格認定試験」が、ただ一つの、唯一の道、であるのです。

これを中止したら、ほとんど、教員に転職しようとする30代、40代はいなくなります。
(よほど収入がなくても困らない人とか、限定された人以外は・・・)

だって、1カ月も、仕事休んで教育実習したり、介護実習したりできる人って、そうはいませんから・・・

家族抱えて、幼子抱えて、勇気を振り絞って仕事を辞めて、定職につかずにアルバイトでしのぐ、というストーリーを、自ら突き進もうとする人、そうはいないと思いますから・・・。

でも、この試験が、その不安を一気にふきとばしてくれるのです。
仕事を辞めずに、教員の免許がとれる。
妻と幼子のためにも、収入をとぎらしたり、仕事を辞めたりしないで、安心して免許がとれて、次のステップに踏み出して行ける。
最後のステップである目標の、各都道府県の教員採用試験に合格し、教員として就職する、その日まで、仕事を辞めずに済むのですから・・・。

大阪府みたいに、橋下 徹さんの影響で、ずいぶん教員になろうとする人が減ってしまったような都道府県では、新卒の学生だけの募集では、ゆくゆく苦しいことになるかと思うので、このような意義のある試験を、ぜひ辞めないで続けてほしいと思います。



なにはともあれ、よかった、よかった、よかった~!!!
パチパチパチ!!!