叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

教育における逆説とは何か


子どもを叱れば叱るほど、叱ることが増えていく。

これが、わたしが最初にぶちあたった、逆説のひとつめです。

あれ? じゃあ、なんで・・・、ワタシ、叱ってるんだ??

そこから始まり、じゃあ、叱声のないクラスって、実現するのかな、と・・・。

で・・・、

新学期だ、いっちょ、やってみようか。

一日目、いけた。
二日目、おお、まだいける。
三日目。いけました。
あれあれ、一週間、叱声なしでいけた。

面白くなって、一か月、気が付くとそれが当たり前になって、「叱らないで子どもに伝える、通じ合うクラス」が2年間つづきました。
今の私のむねの中では、これは打ち消しようのない確信になっています。

逆また真実なり。

逆こそ真実なり。



その伝で、いろいろと教育における逆説を考えてみると、根本的なことが思い浮かび始めました。