叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

1年生は「とたんに」許す

「許す」 という言葉は、なんだかとても、1年生にそぐわない。

そんな、大上段に構えたようなことは、「思って」 もいない、と思われる。

許す、許される、という縦の関係が、もともと無いのだろう。

だから、敵と味方もなく、

要求をのますとか、のまされる、とかもないし、

自分の立場を固持して、沽券に係わる、ということもないんだろう。

ある立場の大人からしたら、

「そんなにかんたんに、許しちゃっていいの?」

という感じかな。

それで、見ている大人の方があたふたしてしまって、

「え?いいの?もっとちゃんと、自分の要求を言うべきよ!」

とか、

「そんなんで、引き下がっちゃ、ダメ!」

とか、

大人の目線だと、つい言いたくなる。

ところが子どもは実にアッサリしたもので・・・