叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

縄文時代が面白い!

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来年度から、また教科書が変わる。

とくに、社会科の教科書が変わるらしい。


そこで、教科書を作成されるえらい先生方に、お願いがあります!!


ぜひ、「縄文時代」を、BIGに取り扱ってほしいです!

なぜなら、縄文時代が、とても健康的に見えるから!!!
理由はわかりませんが!!
そんな予感がするんです!!


とくに、王朝や王権というものが生まれる以前の、
天皇制の「て」の字も発生していなかったような、
ただひたすら、狩猟と採取、および、ちょっとした陸田、水田で、稲作していた程度(と思われている)、あの時代、縄文時代について。


すでに、かなりの人数で日本列島に暮らし、ムラも発生していたような時代。
炊事のあとが見つかり、集団での暮らしも営まれていた時代。
どうやら、何世代かが協力し、何家族化が協力して生きていたようですし・・・。
遺跡後からは、大家族での「一家団欒」のあとが、多数見つかった、という日本歴史上の大発見もありました。

なかでも、

「1949年(昭和24年)に群馬県新田郡笠懸村(現・みどり市)(岩宿遺跡)の関東ローム層から打製石器を発見し、それまで否定されてきた日本の旧石器時代の存在を証明した。」

という、相沢忠洋さんなどは、写真付きで大々的に扱ってほしい。

縄文時代は人間時代



そもそも、人間が人間らしく生きるとはどういうことか。

今の社会常識をいったん棚上げしてみないと、分からない。
いくら本を読んでも、それはもう、今の社会常識からしか出発していないから、本当に考える、という世界へは、たどり着けない。
「人間」そのものの「らしさ」の発揮を最初から考えてみることが必要だ。
そういう思索、思考をすっとばして、ただ単に今の教育観からだけで、教育を語ろうとすることに、無理がある。
それでは、子どもの育ち、人間の大人になる、ということを本当に考える、とらえる、ということはできないと思う。

縄文の頃、すでに一家団欒があった。