叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

人間は、そうやって、最初から、生まれついている

.
前回からの、つづきです。



人の怒りが向いているのは、相手の方向ではない。
相手に、向けられているのではない。


なぜ、相手に対してではないか。






実は、人間は、相手の真意がよくわかったり、見えてきたりした瞬間、スッと怒りが溶けてしまう、ということがあるでしょう。

あっ、と思った瞬間、憑き物のような怒りが、姿を消してしまう。


・・・ということは・・・

つまり、相手が憎いのではないのね。

こっちが、そこまでして 「相手との間に、関係をむすびたがっている」状態だけど、

相手に関係なく、自分の側の話、というだけね。


相手は無関係。

あくまでもこっちサイドで、

こっちが、
「小人のいうことがスッと聴けなかった」
だけだ。




本当は、ひとは、

相手に対して、
怒っているわけじゃ、
ない。





これ、人の心がそうなってる。

ということは、

人間の心が、そうと教えてくれてるとしか、思えないの。

それを教えてくれる、ひとの心の中の作用。

自分の心の中の、働き。



心は、そうやって、
作用するように、なってるようだ。

どうやら、人間は、最初から、そのように生まれついている、ようで・・・。



つづく。

冬を越したヒメオドリコ2