叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

自衛隊が最初の弾を撃つまでのこと

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なんだか世の中がキナ臭い。

自衛隊が実際の戦場で最初の弾を撃つときのことを、これほどまでに現実的に、これから確実に起こり得ることとして、自分が考えるようになるとは思わなかった。

そして、実際に目の前の子どもたちが、いつか徴兵される、ということまで。

政治家が「つぎは徴兵」なんて言う日がくるとは、信じられない、と思って生きてきたが。

現実に、どうやらそういう話を、政治の世界でしているみたい。

教育は政治と無関係で過ごせるのかと思ってきたが、どうやらそうはいかない。
どうも、この子たちのことらしい。
戦場に行くとか、徴兵とかって・・・。

小学校では、人殺しを育ててるわけじゃない、とみんな確信してる。

・・・

授業で、いつか、徴兵を扱うようになるのかな。

自衛隊がいつか、実際の戦場で、最初の弾を撃つだろう。

今は、それまでの間の(束の間の)、休息。

スーパーで、今みたいに呑気にお惣菜を選べるのも、今だけかもね。

いったん、最初の弾を撃ってしまったら・・・。


同じような気分ではぜったいにお惣菜を選べない。

だって、この国が、人を殺そうとしたことを、公に認めるのだから。

そして、国民はこの国の主権者なんだから。わたしにも責任の一端があるってことだ。



これが大事。

今からやるべきこと。

これをやらないから、なんだか自分の力の無さに憤慨したり、政府のやっていることに腹を立てたりする。

 ↓ ↓ ↓ このことにまい進すること。

人と人が、憎み合わない、怒りを解く(超えた)お互いの間柄になるようにする。そういう間柄になりあえる土地や学校、経済をつくる。


自分から、こう動いている人は、腹が立たない。

傍観しているか、何をすべきか分からないから、みんな、憤慨したり諦念に襲われたりするのだと、なんだか夜空を見上げつつカエルの声を聴きつつ思う、週末の夜。



ノアザミとキアゲハ3blog