叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

父「教科書に墨塗った」

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終戦時、小6だった父は、実際に「墨塗り」をしたらしい。
「教科書に墨を塗った」という昔話はどこかで聞いたことはあったが、リアルに目の前の父からそんな話を聞けるとは思わなかった。

いやあ、本当だったんだ・・・

墨を塗るのは、高学年の教科書の方が多かったらしい。
父より2歳年下で、妹にあたる叔母が言うには、

「兄さん(私の父)の教科書がいちばん黒かった」

そうであります。

さて、ふりかえってみて現代。
一応、現時点では、今の教科書には「墨を塗らなくてもよい」ということになっている。
この際、ホッとしておこう。



小学校6年生では、公民を学ぶ。
憲法は当然として、内閣の仕組みとか三権分立とか。
国民主権、と言う部分に墨を塗らなくてもよい、ということになっている現状に、やはりホッとしておきたい。

ピンク玉花