叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

坂本龍馬の授業がいよいよ!

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少し出遅れた感のある、わがクラスの社会科授業。

今頃、どの学校も、6年生は明治維新を終えているだろう。

うちは、修学旅行を間に挟んで公民分野の勉強をしていたため、ちょいと遅れてます。

で、『坂本龍馬』。

きました。ついに・・・。



司馬遼太郎の世界観をたっぷり味わってきた今の50代、40代の教師は、もう「竜馬がいく」が血肉に沁みこんでいるので、「竜馬」というだけで、なんだか血が騒ぐ。

NHK大河ドラマ福山雅治が演じていたね。
やっぱり龍馬はすごい、というなんとも消しようのない刷り込みが、脳髄の奥まで浸透している。それが、昭和に青春を送った我々の世代の特徴です。

で、ついに明日、坂本龍馬の授業です!
(↑ 何度も言うな)

縄文時代の名もなき人々の授業も興奮するものがあるけど、坂本龍馬はまた別の意味で興奮する。

司馬遼太郎
明治維新
男の血が騒ぐ!
政治権力を握る奴らの強権的横暴さを駆逐していく、という構図がなんともゾクゾクする。
これはご婦人方には分からないでしょうなあ。



さて、どんな授業になるだろうか。



以下、引用。

「長州が勝っちょりますな。」
「いや、長州が勝っちょるのじゃない。町人と百姓が侍に勝っちょるんじゃ。」


そのことに竜馬は身ぶるいするほどの感動をおぼえた。
たったいま、竜馬の眼前で、平民が、ながいあいだ支配階級であった武士を追い散らしているのである。
革命はきっと成る。
という意味の感動と自信が、竜馬の胸をひたしはじめた。

「万民一階級」
というのが、竜馬の革命理念であった。

「アメリカでは大統領が世襲ではない。」ということがかつての竜馬を仰天させ、

「その大統領が下女の暮らしを心配し、下女の暮らしを楽にさせぬ大統領は次の選挙で落とされる。」

という海外のはなしが、竜馬の心に徳川幕府顛覆の火を点ぜしめた。



坂本龍馬