叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

給食とともに・・・

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Aさんのネタ、続き。

Aさんについてはいろいろと思い出すことがありますね。
ちょっと不思議な雰囲気の子だったので・・・
どんな不思議さかと言うと、こんな感じ。
以下、その会話をいくつか、覚えているところだけでも、書いてみます。






A 「あっ、国語のプリント、後半やってなかったっ」

隣の男子 「おれの、見せてやろうか」

A 「親切は嬉しいんだけど・・・、今日のデザートは渡せないよ!(にらむ)」







友だち 「えー、4時間目、鎌倉時代のテストだって。1学期の授業のところだから、もう全部忘れた」

A 「ちょうどよかった!」

友だち 「なんで?」

A 「わたしも覚えてないから、寝るしかないなと。いっしょに寝よう!」

友だち 「わたしの隣でよかったネ・・・寝るのが一人じゃなくて」

A 「ほんとう。隣でよかった~。給食になったら起こして~







友だち 「持久走の途中に、めまいがしたよ」

A 「え?朝ごはん、食べてないの?」

友だち 「食べたけど、足りなかったのかなあ。エネルギーになってないぞ」

A 「がんばれ朝食!・・・で、今朝、なに食べてきたの?」

友だち 「うーん、ふつうの白ごはんに、卵焼きとお味噌汁」

A 「あー、卵がまだ小腸に届かなかったんだねー。腸がぐるぐるしてるし、途中でどっか行っちゃったんじゃないの」

友だち 「アハハ」

A 「卵が、ここどこ?小腸なの? うそっ、ここ暗いしー、ぐるぐるしてるしー、・・・いやだ、向うが見えない~、キャー、わたし、栄養になりたくない~って」







隣の男子 「おれ、最近、鮭の皮まで食べるようになった」

A 「えー、今まで食べられなかったのが信じられない~。すっごいおいしいし、栄養もあるんだよ。皮だけ残してたなんて、信じられないー。じゃ、これまでの罪滅ぼしで、わたしのも・・・。ハイッ」(と、自分の分を男子の皿に) ←実はキライ。








友だち 「Aちゃん、アボガド好き?」

A 「うん、好きだよ~!  ・・・(ちょっと考えて) あ、わたし、アボガドも好きだし、アボガドの色に似てるぶどうも好き~!それと、ぶどうゼリーはもっと好き~!」









(なんでも食品にたとえる悪い癖)

A 「これって、鶏のササミに似てない?」

筆みたい