叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

鉛筆を削ってあげたい

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わたしは、もし自分が母親だったら、

子どもの筆箱を開けて、ウハウハと喜び勇んで、鉛筆を削ってあげたいですな。

それを見た子どもから、

「お母さん、もう自分でやるからいいよ」

と言われたら、

「あ、そう。ざーんねん!!もうあと、ちょっと、やりたかったなあ」

と惜しそうな顔をして、言ってみたい。



お母さんは、

学校の先生みたいに、

「きちんと削っておきなさい」

なんて、言わないのがいいなあ、と思うんですけどネ・・・。

お母さんは、ほかにいないのだから。



わたしが教室で、鉛筆を削ってあげる子がいます。

その子は、家にお母さんがいないからね。

ちょっとおせっかいを楽しんでます。



休み時間、その子は、鉛筆を削るよりも遊びを優先しているので、

すきをみつけると、わたしが削ってしまいます。

隣の女の子は、いつもそれを楽しみにしていて、

休み時間が終わると、

「〇〇くん、もう先生が削っちゃったよ!」

と、伝えています。

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