採用試験を受ける人を励ます!
「わたしは採用試験を受けるべきでしょうか」
という問いが出てくる背景に、なにがあるのかな、と思う。
硬い、職業意識が、隠されてはいないだろうか。
ぜったいに仕事選びに失敗してはならない、という怖れで、
やわらかい感性までもが、ガチガチにこわばってしまっていないか。
人生を、大切にしたい、というもの。
みんな、そういう気持ちがある。
あって当然。
仕事とは何か。
人生とは何か。
職業を選ぶ、とは、どういうことなのか?
そういうこと、よく調べる時間もないから、
とくに若い時は、職業辞典のようなものを見て、
「仕事で、何をするか」ばかり、頭に入れている。
そのうえで、自分で納得し、選択していく力が残っていればいいけど。
仕事の種類を頭に入れただけで、エネルギーを消耗し、へとへとになってる。
ふりかえると、わたしの職業選びの、なんという軽いこと。
小学校で軽く俳優をめざし、
中学校でなんとなく小説家をめざし、
高校生になってようやく、
「自分は落語家になろう」
と決めることができた。
ただし大学生になって急きょ落語家を延期。
そこからはもう、書くのも大儀なほど、転職ばかり。
牛を飼ったり、研究所に勤めたり・・・、教師もいつ辞めるか分かりません。
これは、ネ。
つまり、なにをしようか、自分はなにがしたいかな、と、ずっと考えているっちゅうことだね。
それは、自分しか、自分の心がよく分からないので、自分がみてあげるしかない。
あ、そうか。
「わたしは採用試験を受けるべきでしょうか」 というのを、
あかの他人であるワタクシに質問をするってのは、
たぶん、こんなブログを書いている人に、
ちょっと背中を押してもらいたい、ってことだろうね。
よーし!!
背中を押したろう!!
「あんたは受けるべきやでぇ!!!
根性いれて、しっかり頑張らんかい!!
あんじょう、したらんかーいッ!!!」
・・・どうでしょう?こんなもんで?