叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

【小学校の教室の研究】あなたのための空間

人が複数いたら、利害関係が生まれて、一致しないから、
争いが起こるのではないか。

教師になる、ずっと以前から、私の頭にあった疑問です。

A君のための場であることが、Bくんのための場であることと、なんら矛盾しないのかどうか。

これは、AくんとBくんがちがう人間である、という『ユニークさ』が、それを両立させるのでしょう。

生物学の本など読むと、どうもそう思われてきます。


これは、簡単なことですが、Aくんのための場であればあるほど、Bくんのための場になるわけです。

教室には、離席する子もいれば、しない子もいます。

そして、双方が、それを邪魔とは思わないのです。

「ちっとも邪魔にならない」

というのが、ひとつのポイントだと思うようになりました。

そういう、おたがいの、間柄なのですよね。




では、なぜ、そうなるのでしょう。

ここは、あなた(わたし)のための、空間。



小学校の教室は、そこが決まっているから、ということなのだろう、と思います。


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