努力と勝利に代わる言葉
暇なので、BOOKOFFに行ってきた。
すると、懐かしい漫画がたくさんある。
「巨人の星」や「あしたのジョー」。
「キャプテン」に「ドカベン」。
だれが読むのかな、と思っていたら、やはり手に取るのは大人たち。
懐かしいのかもね。
今の子たちにとっては、難しすぎる。
ハードルが高い。
それも、心理的なハードルが。
スポーツ根性のストーリー。
今の小中学生からしたら、驚愕する世界だろう。
「こんなしんどい世界は、見たことが無い」と。
どこか、特別に遠い、非日常の世界だろう、と。
ところが、まだ我々が子どものころは、
根性と努力で難敵に立ち向かっていく世界が、
まだまだ自分たちの身近なストーリーだった。
「努力すれば、必ず・・・!」 というのが、生きていた。
週刊少年ジャンプの、発行部数が過去最低らしい。
世の流れ、ということか。
すでに、「仲間、努力、勝利」 という言葉自体に、子どもたちの心がフィットしていない。
わたしたちは、つくるしかない。
競争、努力、根性とはべつの、変化した(進化した)、あたらしい価値観の言葉を。