叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

教師の体力回復 温泉で半日すごす方法




ほとほと疲れて、身体を集中的に休ませることにした。
女房に断って休みをもらう。
子どもをうまく友達といっしょに遊ばせてもらうことにし、昼前より近所の温泉へ。

温泉につくと、まずは水を一杯のみほす。

ゆっくりと、温泉になじんでいこうと思う。
ともかくも、身体をじんわり、じっくりとあたためる作戦だ。
そのために、半日かけるつもり。
そのくらいのつもりで、身体を芯からあたためたい。

自宅のせまい風呂では、どれだけがんばっても1時間入れば飽きてしまう。
本を読んだり、ビニールをかけて雑誌をみたり、防水仕様にして(ようするにビニールをかけて)テレビをみたり、とやり方はいろいろあろうが、それでも限度がある。

しかし、温泉だと、それが可能だ。

わたしが今回、4時間過ごした方法を紹介する。
4時間後、よろよろと温泉を出て、休憩場所で横たわった(倒れた)ところ、身体の感覚が非常に鋭敏になっていた。
やはり、あたためるとちがう。
自分の身体に意識が向き、自然と身体をいたわる動きになる。

「休もう」と、心から思える身体になっている。
そのまま頑張り続けるのが、これまでのパターンだった。
身体に鈍感になってしまうのだ。
疲れに鈍感になってしまう。
すると、ある日、ものすごいコリとともに激痛が走り、ぎっくり腰になる。
それが去年。
今年はそうはさせないぞ、と。


温泉に入るところから。

1)まず脱衣場で水をゆっくり一口だけ飲む。(ウォータークーラーがある)
2)しずかに洗い場で身体をあらう。
3)髪も洗う。
4)ゆっくりと立ち上がり、脱衣場でもう一度、一口だけ水を飲む。
5)サウナに3分だけ入る。
  ※これは、最初に身体をさっとあたためるため。しかし身体の中央、芯の部分はなかなか急にはあたたまらないから、表面だけだ。
6)洗い場にもどり、つめたく濡らしたタオルで顔から頭から少しずつ冷まし、深呼吸する。l
7)落ち着いたところで、やおら立ち上がり、ゆっくりと歩いて移動し、ジェットバスへ。
8)ジェットバスに、ひざ下のみ浸かり、ふくらはぎにジェット水流をあてる。5分以上。
9)内湯は熱いので、露天風呂の方へゆるゆると歩いていき、下半身のみ浸かる。10分以上。
10)ゆるゆると屋内へもどり、洗い場で身体を拭く。水で冷ましたタオルで、何度も身体の表面を拭いておく。
11)決心できたところで、再度水をのみに脱衣場へ。
12)脱衣場で水を一口だけのんでもどる。
13)意を決して、サウナへ。2回目。
14)目標10分。力尽きて8分で出る。
15)2回目のサウナでは、汗の出方がちがってくる。1回目の3分のときは、身体の水分がふつふつと表面に出てきた程度であった。しかし、2回目は、なんだかねっとりした汗が出てきた。なんだろう?あぶら系の汗?
16)洗い場のイスに腰をかけて、ため息をつきながら、何度も冷水で身体を拭く。ザバーっと冷水を浴びる人も多いが、心臓に負担があるとNHKの知ってるつもりで見てから、それはやめた。タオルで拭くようにしている。時間をかけて、冷水に浸したタオルで、拭いている。
17)ふたたび、ジェットバスの湯へ。
18)ふくらはぎの2回目。10分程度。

※このとき、なんだか身体が冷えてきていることを実感。肛門のあたりは温かいが(おそらく穴があいているため、湯温がダイレクトに人体にとりいれられているのだろう)、その他の部位がなんとなく冷たい。冷水でひやしすぎたか?いや、ほとんど水など浴びていない。タオルで拭いているだけで、ザバーっと景気よく冷水浴びている人にくらべたら、身体が冷えてくる理由がないのだが・・・。不思議だ。

19)身体の冷えを感じ、熱めのうち湯に浸かる。半身からはじめて、5分後には全身浴。しかし、なかなか暖まらない。不思議だ。
20)それでもじんわりと、熱を感じだした。
21)お湯がある程度、ぬるく感じる。さっきはすごく熱く感じたのに。
22)そのまま過ごした後、もう一度露天へ。
23)露天で浸かるが、やはりぬるく感じる。オレの身体はどうなってしまったのか。もう一度、内湯へ移動。
24)さすがに疲れてきた。疲れがピークになったので、(もうどうしようもなく、ふとんに横たわりたくなった)出ることにした。
25)ぐったりとなって、脱衣場へ。こんなふうに風呂場でなってしまうのは、久しぶり。



ところが、この日、20分後に自宅へ到着してみると、なんとまあ、身体が快調!!
気分もスッキリして、目が冴えてきた。
いったいなんだか、わけがわからない。

夕方、いろいろと読書がしたくなったが、グッとこらえて、ためしに横になってみた。
すると・・・


瞬く間に、寝てしまっておりました。
いつの間にか、嫁様の敷いてくれた布団で、寝ておりました。
翌朝の目覚めが、とてもとても、快調だったのは、言うまでもありません。
ひさしぶりだね、こんなに眠れたの。

眠るのって、すごい。
眠れないから、疲れがたまるのかな。

身体があたたまったことと、眠りの質がどう影響し合っているのかわかりませんが、また同じように疲れた日に、温泉利用して、こんなふうに疲れを癒やしてみたいと思いました。