叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

廊下はあるく  そんなの無理?




廊下を走る子がとても多い。
とくに、今年入学の1年生。
いたずらぼうず、というようなくりくりとした目で、いちもくさんに走ってくる。

廊下は歩こう

という指導はしているものの、なかなか意識がそうなっていかないようだ。


先日、職員の会議でこんな話が出てきていた。

○しょせん、子どもは走るもの・・・廊下歩行は無理
○廊下歩行をうんぬんするよりも、学校の外の通学路を安全に歩く、ということを重点的に始動したらいいのでは。そのうち、学校の外で歩くなら、廊下もあるく、というふうになっていくのではないか。


たしかに、廊下を思い切り走る子が多い。
2年生も3年生も、4,5,6年生もみんな走っている。
これはもう、無理なのか・・・


○職員全員で、一致協力していちいち注意していこう


という意見はもちろん大事で、即座に実施しなければならない。
ところが、職員会議でこんなのもでた。


○20分休みの最初や最後の方は、教室を興奮して飛び出てくる子や、始業のカネで急いで教室に戻ってくる子がいる。廊下をダダダ、と走る子ばかりだ。この時間帯は、それぞれの教室近くで、廊下の見回りをした方がいいのではないか。


これには、年配の先生から
「無理だと思うな」
と意見が出る。
実際、休み時間に打ち合わせをしたり印刷したり、教師の大半はとても忙しくしている。子どもと遊んだり、話したり、なんだかんだ、と・・・。そのときに、廊下を見回るなど、忙しくて到底にできっこないだろう。



どうする?