叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

「叱らない2年間」~人は強制されて動くのではないのではないか仮説~

叱らないで2年間を過ごした、ということ。
職員室でも少数の人は、気になっているようです。

4月の歓迎会で、ある先生と話した際に、

「先生がいつも穏やかで、声質が変わらないのですごいですなあ(笑)」、と話をしてくれた方がいた。

そんな視点で話されたことない。めずらしい!と、こちらが逆に緊張した。

ふつうの先生は、そんなところに、目もくれない。関心がない。
それよりも、子どもがビシッとしているかどうか。音楽会で聴衆をうならせたか。学力がついたか。
そこが勝負だ、と思っている。
担任が、声を荒げなかったかどうかなんて、そんな些細なことに、目が向く人はいない。

ところが、その先生は、わたしの挙動言動、もしくはその背景に目を向けているようで、なんでそんなに叱ろうとしないのか、とかなり食い下がって聞いてこられた(わりとからかい気味に)。

それで、正直、めんどうだな、と思いながらも、まあ少し、と話に付き合っているうちに・・・