叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

わたしの夢、ぼくの夢・・・

静かにしなさい、きちんとしなさい、騒がないで、おしゃべりしないで、そして、なかよくしなさい。

これを言わないといけない、ということになっている。

ところが、本当に本当に、

無心になってみると、

なんでこんなこと言ってんだ?

と、どうしても思ってしまう。



ところが、学校の大前提に、

これをやらないと、何も始まらんよ

ということがあるから、これはもう、仕方がない(ということになっている)。



1年生の子には、そんなのよりも先に、たっぷりと、言っとくことがある。

勇気をもって

いろんな挑戦をしよう

失敗なんかくそくらえ

実験、実験、また実験で

この世界の成り立ちや真理を見極めよう、

しらべよう、たしかめよう、やってみよう

ほんとうはどうか、みよう、さわろう、たべてみよう、

割ってみよう、たたいてみよう、けずってみよう、

かじってみよう、もやしてみよう、冷やしてみよう、

書いてみよう、歌ってみよう、聞いてみよう、笑ってみよう



こうしたことが、先にあるような気がするけれども、

今の学校教育は、どうやらちがう。

一番最初に、「しずかにしろ、座れ、前ならえ」

がきてしまっているように思うね。

そこらへんが、ずっと違和感なんだと思う。