叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

ポケモン、GO!!!!

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ポケモンGOの影響で、学校周辺は騒がしくなってきた。
市の教育委員会の情報教育の方からも電話があったので、わたしもオドロキ。

といっても、こっちが持ってる情報以上のことは、向うにも無いようで、
「どんな感じ?どんな様子?」
と、小学生の子どもたちの雰囲気を知りたがっているふうだった。



わたし個人の意見として

「いや、とくに何もできないし、しなくてもよいじゃないですかネ」

と言っておいたが・・・。


校長は、ともかくカメラで写されながら、あちこち校内を
モンスター目当てに回られたら、かなわん、と。

「うっかり、子どもが写されたら大変」

ポケモンGOで、カメラを使いながら、構内に立ち入ることは、
ご遠慮ください、と掲示するべきか、悩んでた。


しかし、学校がなにか、世間に対して

「こうした方がいい」

と忠告したからといって、何がどうこう、となるわけがない。

「言うことは言ったし」と、学校関係者の自己満足にしかならない。



アプリをダウンロードしたときに、個人で承諾してるものを、今さらどうにもできない。
ポケモンGOで怪我したり、交通事故に遭ったって、それを

「学校が注意しなかったからだ!」

なんて、言う人は、いないって。



↑ しかし、これを恐れているのが、学校現場。
あー。なんて疲弊してるんだろう。学校って・・・。



結局、子どもからしたら、楽しいポケモンをゲットするのも楽しいし、
リアルなクワガタをとるのも楽しいので、どっちも同じ。
どっちも同じような暇つぶしであって、どっちも興味をさそう。同じだよ。

子どもは、どちらも同じように接する。
どっちがよいとか、なにも、無い。
賛成も反対も、無い。
なにも、無い。

で、きちんと、子どもは飽きる能力もあるんだし。

何かが、「過剰」だ、という感じがしたら、

子どもは、内心、「あっ」と、思うもの。


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水木しげるGO!。