叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

暴力をふるう子

1年生ですから、いろんな子がいます。

話なんて、まるで聞きません。

席についてほしいということを、シンプルに伝えるのですが、立っているこっちの子が座ると、別の子が立ち上がっている。
その子が座ると、今度はナナメうしろの子が立ち上がる。

これ、示し合せたり、打ち合わせしてこうなっているのではなく、偶然に、その子どもの中の、生きる鼓動とリズムがそうさせているのでありますから、見事なものです。

生命の音楽というのは、こうやって、個々の音が響き合って、創られているのであろう、と思わされる光景であります。

こんな子、山ほどいます。クラスに。

4月の入学式の翌日、まったく座ろうとしない子どもたちの光景をみて、あすなろ級の先生が

「新間先生、こりゃたいへんね。応援しないと、こりゃたいへんよね」

ところが、今、急速に、この状況が、整いつつあります。