叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

学級崩壊は、進化の過程

学級で、苦しんでいる子がいる。 必ず、そこには「学級らしくあらん」として、奮闘しておられる先生や、 そうなるように願っている保護者が、いるであろう。 皮肉なことに、担任が 「学級らしさ」を追及するために、まさにそのために、 苦しむ子どもも、存在…

日本男児の生き方

兵隊をいかに「殺人集団」に仕立て上げていくか、という文章を 読んだことがある。 米軍の心理カウンセラーが書いた本。 ポイントは、 なにも考えさせないこと。 やれ! と言われたら、 ハイ! と、すぐに大声で、返事をし、身体を即座に動かせるように訓練…

バタフライ効果とエビフライ効果

NHKの「ピタゴラスイッチ」の、終わりかけの部分がテレビ画面に流れていて、 急に部屋に入ってきた息子が、 「あ、レコードがまわっとる」 ↑ 途中のプロセスは全部、すっとばして、結果だけ見ると、こうなる。 最初と最後だけ見ると、どう思うかというと…

人としてもっとも必要とされる存在とは

お地蔵様に傘がかぶせてあって、 おまけにきれいに掃除がしてあって、 そのうえ、美味しいものがお供えしてあると、 そこを通りがかって見る人のほとんどが、 なにかしら、ほこっとした温かさと、安心感を覚えるのではないかと思う。 どんな知らない土地であ…

我々が包み込まれている価値観の枠ぐみ

現代では、見かけよりも中身が大事、と言うことになっている。 だから、いかに見た目が美しくて、 精巧な技術で、ち密に磨き上げられ、 ピカピカと輝くようなガラスや水晶も、 ダイヤモンドに比べたらその価値はほとんどない、ということになっている。 とこ…

教師の暴言

教師の暴言があった、ということで、テレビ報道されている。 所沢市の教師が「窓から飛び降りろ」 沖縄の教師が「脳みそをつかえ」 両方とも、命令調だということになっている。 これは、教師の叫びだ、ということは、明らかでありましょう。 教師の、悲鳴で…

感情表出と感情処理の仕方をリセットする

行き過ぎた感情を、処理する方法。 感情をどうするか、というの、 とくに誰かから、教わったり、習ったりしたことがない。 子どもたちと話していても、 「むかつくから」、「イライラしたから」、「カッとなって」、 というような言葉が、出てくる。 こうい…

下の名前で呼ぶ、の価値

勤務校に、佐々木先生という先生が2名いらっしゃる。 すると、職員室で、 「佐々木先生!」 とは呼べない。 2名いらっしゃるから、どうしてもフルネームで声をかける。 「佐々木〇〇先生!」 そのフルネームが長いから、だんだんとみんな、 下の名前だけで…

みんな、「先生らしさ」と、戦っている。

先日の休みの日。 数人の若い先生と一緒に呑みましょう、ということに。 「さぁ、2学期だ、また、いっしょに頑張りましょうや」、と。 久しぶりに、いろんなことを話しました。 こうやって話してみると、いろんなことが見えてくる。 先生たち、みんな、「先…