叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

おれのが強いぞ

「おれんがつよーぃぞ」 これは、すこし訛りも入っている。 少していねいに書くと、こうなる。 「おれの方が、お前よりも強いんだぞ」 みんなで、ランドセルにしこたま、勉強道具や箸やらハンカチやら、詰め込んでいる。 1年生は、帰宅時間になると、全員で…

授業参観にみる、スパイ活動のすべて

兄(3年生)の授業参観です。 楽しみでなりません。 小学校の教員は、他の先生の授業を見ると、たいてい、レポートを書かされます。 これが、とても勉強になって大変ありがたいのですが、一方で 「たいへんだな」 という思いも正直ありまして。 ところが、…

褒めない叱らない ~なまくら教育~

いったい大人は、なぜ褒めようと思うのだろう。 相手を喜ばせよう、という意図で、ほめるのだろうか? 子どもを喜ばせようというので、ほめるのだろうか? そういう感じ、ある? ちょっぴり、ある? やっぱり、まったく、ない? ほめると⇒喜ぶ 喜ぶから、褒…

素話の魔力

素話のおもしろさ 1)道具が要らない。 2)用意が要らない。 3)自在に長さを調節できる。 4)自在に物語を変更できる。 5)子どもの目を見て話ができる。 いくつかあるけど、すばなし(素話)のよい点は、上記にあると思う。 とくに思うのは、5番。 …

先生、ほめるの上手ですね (え?ほめてません・・・)

1年生の担任なので、補助の先生がつく。 その先生が、 「先生、ほめるの上手ですね」 とほめてくれた。 1)いったいどんな場面を見て、そう言いたくなったのか。 2)ほめる、というのは、いったい私のどんな行動を見てそう思ったのか。 3)なぜ、上手だ…

1年生は「とたんに」許す

「許す」 という言葉は、なんだかとても、1年生にそぐわない。 そんな、大上段に構えたようなことは、「思って」 もいない、と思われる。 許す、許される、という縦の関係が、もともと無いのだろう。 だから、敵と味方もなく、 要求をのますとか、のまされ…

やるな、頑張るな

教室で、不思議なほど、やる気がおきない。 ともかく、まるで静養中の老人のように、静かに過ごしている。 悲しい教員のサガで、 「こんなにテンションが低くて、いいのだろおか」 と、考えても分からないことに不安を感じて、いいか、ダメか、と考えようと…

今の時期は、女王バチなのか?

すずめばちが、とびはじめました。 わが家は、古い民家であります。 軒下は、どこにだって巣をつくりやすい構造になっている。 嫁様がのんきに朝、畑に出ていると、すごい羽音がして、 なにかが、頭をかすめて飛んで行ったそうです。 カブトムシかな? 嫁様…

夢も希望も要りません・・・

休みがつづいて暇があったためか、 いつもは気にしないテレビを、ながながと見た。 Eテレのピタゴラスイッチ、そのほか、ほんの少し、見るべき番組があったが、あとはなにも感じないので、そのうちにやめた。 久しぶりにテレビを見たわい、とつぶやいたら、…

人が人に困る、ということ

人が人に対して、 「あの人、こまるわ、もう」 というの。 これ、どうなんでしょう。 人を、人と思っていない、ということかと。 何様か、と。 Tくん、困るのよね、と平気で言う人たち。