叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

少人数加配の先生が来てくださった効果を数値で示せと校長会で・・・

校長先生が悩んでいました。いつもわりと晴れ晴れしている顔なので、ちょっと困りました。職員室の気分もなんとなく、曇ってきます。勇気を出して、教頭先生がおたずねしてみると、なんと「加配の先生が来てくださるのでわれわれはずいぶん助かっているが、…

お誕生会にさそうメンバー選びをどうするか 教師に相談

「どうでもいい」とさけびたくなることってありますが、これなんかはその典型的な例です。こんなの、教師に聞くかよ、と。「べつにだれでもいいと思うよ。誘いたい人誘う、というので」と返事をすると、「それが分からないから、聞いているんじゃん」と言う…

高学年の「親友」ほどおそろしいものは・・・

A子に「親友」と呼ばれ始めた時点で、なにかがくるいはじめた。A子はボス。クラスの女子の中で、もっとも人の心を「突く」のがうまい。「親友」という甘い言葉を使いながら、その実は、クラスの女子を自分のお気に入りと、そうでない者とにふるい分けていく…

結局は「ともだち」との人間関係で苦しんでいる

クラスの子どもたちを見ていると、つまるところ、学校にくるのは「人間関係」を学ぶためなのだ、と思うようになった。授業も大事。それはそう。国語も算数も、理科も社会も、総合的な学習の時間も、すべて大事なことには変わりない。でも、いちばん子どもた…

赤と白の応援団長 タイプがぜんぜん違う!

赤の応援団長は、いかにも先生の言うことを聞きそうな優等生タイプ。白の応援団長は、なんでこの子が選出されたのか、と6年の担任の先生の考えを疑うような、非優等生タイプ。と、ここまではまだ勝負は五分五分だが、やはり惜しいことに、優等生タイプがど…

運動会なんかよりも、もっと大事な・・・

運動会にかけるエネルギーが、学校を大きく包み込んで、良くも悪くも、学校を巨大な競技場にしたてあげていく。それは本当におもしろいことでもあり、子どもが変化するタイミングにもなり、すべての児童のよき思い出にもなり得るし、一片の浄化装置にもなっ…

運動会で怒鳴らぬための唯一の方法は

運動会シーズンです。私が以前いた、○○県の学校は5月に運動会がありました。さわやかな風の吹く中での運動会も、なかなかよかったです。新学期早々だし、急には準備ができない、という中での運動会。親も教師も、そもそも要求度が低い。それがよい作用とな…