叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

教育実習を受けずに先生になる人を応援したい!




●教育実習に行ってないけど教師です

●2学期のおさめ会

●小学校教員資格認定試験

検索でたどり着かれた方、↑↑↑上記のリンク↑↑↑をたどっていかれると、いろいろと書いていますので、ご覧ください。


教育実習を受けなくても、小学校の正規教員になれる。
教育実習をせずに、なれる。

このことが、サラリーマンからの転職組にとって、どれだけの救いであったことか。

このことを、文科省は重要視していない。
それで、小学校教員資格認定試験を、数年先には取りやめる、としている。
このことに、反対したい。


文科省の趣旨には、

Ⅰ 小学校教員資格認定試験制度の趣旨
広く一般社会人から学校教育へ招致するにふさわしい人材を求めるため,職業生活や自己研修などにより教員として必要な資質,能力を身につけ,教員資格認定試験に合格した者には,教諭の普通免許状が与えられる道が開かれています。

と書いてある。

だのに、その道を閉ざす、という。

現在実施している3種類の教員資格認定試験のうち、「小学校教員資格認定試験」について当分の間、休止とすること(休止開始時期は、遅くても平成26年頃までには)文科省のWEBより)


見直しの理由は、以下の3点。
(1) 通信制も含め、小学校の教員免許を取得できる大学数が相当数増えており、大学における教員養成ができる環境が整ってきたこと。

(2) 現役学生の受験者数が増加していくなかで、いわゆる社会人受験者の合格者数は著しく減少していること。

(3) 平成16年の国立大学法人化以後、現行の試験実施大学も含め、試験実施のための組織体制の維持が困難になってきていること。


反論。
(1)のように、たしかに通信制の大学が充実してきた。しかし、通信制大学でも「教育実習」は受けることになる。これが免除されることが、サラリーマンにとっての最大の恩恵だったのだから、通信制大学が増えたとしても、肝心の、「教育実習を免除する通信制大学」が増えていかなければ意味が無い。

(2)社会人受験者が少なくなったことが、「広く一般社会人から学校教育へ招致するにふさわしい人材を求める」の趣旨をあきらめる理由にはならない。
社会全体から、ふさわしい人、えらびましょうよ。
少ないからって、あきらめちゃだめだよ、文科省


(3)大学での試験実施の体制が組めない。なるほど。これが実際の理由なのだろうな。でも、やっぱり、あきらめてほしくないなあ。

がんばれ!文科省大学で試験実施できなかったら、どこか名乗りを上げる大学を探しましょう!特別予算を、どこかの民間企業から支援してもらって、もらいましょう!このための予算を、TOYOTAとか、どこかから出してもらえないかな。
トヨタ財団支援による、小学校教員資格認定。
今の現行の大学が、予算を理由に開催を断ってきたのなら、いいじゃないか、民間の支援だって、受けて行きましょうよ!

日本を再生したいなら、人材の再生を、していきましょうよ!