叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

「怒り」は、「反省」しても「我慢」しても消えず。

職員室で、

「仏(ほとけ)の新間(あらま)先生」

と言われています。

「怒ったところ、見たことないよね~」

と、今年度から赴任した、N先生が言うと、

それを聞いた養護教諭の先生が、

「そうそう。ほとけのARAMAだから」

と、にやり。

私から見たら、そんなことどうでもいい、というのと、怒らないっての、そんなに珍しいんかいな、と、ちら、と思うのだけどネ・・・。




学校で一番たいへんなクラス、と、ベテランあすなろ学級担任が言いました。
そんなクラスを受け持っていますが、どんどんと子どものよいところばかり見えてきて、楽しくて仕方がない。
子どもも、ますます、聞き分けの良い子になってきてる。

「ずいぶん、落ち着いてきたようで、嬉しいです」

と、授業参観後の保護者から、感謝のメッセージが届く。




たぶん、想像できないでしょう。

私からしたら、これがわたしの普通で、そのまんま、です。

なにも特別なことをしない。

努力もしない。




さて、これを聞くと、多くの先生が気を悪くされると思うから、言うのを遠慮してきましたが、私からしたら、

「学級がうまくいかなくなる」

のは、おそらく、この一点が問題なんだと思う。

これを言うと、あまりにも今の教育の逆をいくことになるので、批判と風当りが強いけど・・・。


それは、


大声での叱責!



これが、一番の、教師の問題行動だ!!

で、これを努力しても、心から反省しても、やめることができない。ふつうは。


カッとしてしまう。


条件反射みたいに。

なにか、予想以上のことが起きると、カッとしてしまう。

「カッとなってしまうといけないから、反省に反省をかさねて猛省し、怒りから脱却しよう」

と思っても、しょせん、ムダだよね。


そんな、反省する世界とちがうよネ!!


「怒りは良くないものだから、反省して出さないようにしよう」

なんて、噴飯もの、そんなくたびれること、無理じゃ。。。;



なかには、なにか読書で心をきれいにしているのかしらんけど、

「私の心の内側に、感情をコントロールしているところがある。そこをコントロールすることが大事だ。相手のせい、と考えるのはマチガイだ」

とか、

「すべては私の観方に因るのだ。観方を変えれば、怒ることはなくなるのだ」

なんて、分かった風に言う人がいるけど、

そんなの、頭で理解したかのような錯覚だけネ!!!

化けの皮、すぐ、はがれてしまうアルね!!

真逆で、ますます遠ざかってる!

富士山に登るのに、深海にもぐっているじゃんか!

逆だよ、逆!!



そこで、子育て中の親と、学校の教師のための、

「カッとならない(親と)先生になろうプロジェクト」


を開始。

募集要項を、作成中です。

7月下旬から8月上旬にかけて、長野県で開催!!

1泊2日で、まったりと、やりますよ~。(あくまでも予定)

中学校の先生で、つい部活中に怒鳴ってしまう先生にも、効果てきめん!(のはず)


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ご興味のある方、メールをください。案内を送ります。