叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

平成24年度教員資格認定試験開催の可能性が危機・・・??


4月も終わると言うのに、まだ、発表がありません!

いやな予感がします。

平成21年度の報告に、「3~5年後には廃止を検討」とありました。
(小学校教員資格認定試験の見直しについて平成21年5月18日 初等中等教育局教職員課)

平成24年度の今年は、その3年後、に当たります。

開催が、危ぶまれています。

4月に発表が無い、ということ。
いくらなんでも、出願までの期間を、これ以上、短くすることはないと思う。
やな予感がつのる。

テレメールでも去年の情報しか掲載がない。
今年の情報、なんにも出てない!
いくら確認しても、去年のだけ!24年度の情報が無い!


去年のデータより。
受験願書等は,平成23年6月3日(金)から平成23年6月17日(金)までの間に受験を希望する試験実施大学の担当部署へ郵送により提出してください。(平成23年6月17日の消印のあるものまで受け付けます。)



ということは、ゴールデンウイークから願書を取り寄せ、書類をそろえ、応募するのに、1ヵ月と10日あまりで、すべての手続きを完了させた、ということだ。

これを、一か月よりも短いスパンでこなせ、ということは、おそらくないだろうと思う。


やっぱり、や~な、予感がする!!


いくらなんでも5月だ。試験会場となる大学の年間計画もすべて整っているはず。
その予定に合わせて、実施に向けた日程の調整がこれまでに済んでいるはず・・・。

今年は、ハラハラさせるけど、やってほしい。

そうだ!!!
キリのよい、5月1日、つまり明日から、受付するんだ!!!
そうでしょ、そうにきまってるよね!!・・・ね!

文科省、だれか知らないけど、初等教育課の官僚の方!

サラリーマンが一か月も教育実習するの、無理です!
おまけに会社辞めて浪人しながら家族養うの、このご時世ですから、困難です!
講師の口があるって思っているかもしれないけど、なかなか条件に合うのが無いんです!
だから、この試験って、けっこう重要なんです!
やめないで・・・!!!お、お、・・・お・・ねがいだから・・・(涙)。


この、魂の叫びが、天に届きますように!
そして、官僚の脳髄に、天からの声が、直撃しますように!




小学校教員資格認定試験の最新情報は4月下旬!


今年の認定試験情報はどうなっているか、気になります。
なんといっても、数年前より、

「そのうち廃止します」

という宣言が、文科省から出されているからです。
いつ、廃止になるのだろう、とやきもきしている方も多いと思います。
この試験が廃止になった途端、なにが起きるか。

こたえは、
「サラリーマンから教員への転職率が、グッと下がる」だ。

1か月もの間、会社を休んで、教育実習にエネルギーを注げる人は少ない。
おそらく、会社を辞めることになる。
教育実習以後、会社に勤務しないで、収入を減らしたら、家族を養っていくこともなかなか大変だろう。
中には、会社を辞めたらアルバイトして凌ごう、という意欲に満ちた方もいるでしょうが、幼子を抱えた家族に苦労させることは目に見えていますし、なんといってもすぐには教員になれる保障がなく、講師の口がちょうどよい按配で見つかる保障もありません。
つまり、そこからしばらくの間、収入の減る期間ができてしまうのです。おまけに、その期間がいつ終了するのか、めどがたちません。

一番良いのは、今の会社勤務、という生活実態を変えることなく、働き続けながら、免許を取得できる、ということなのです。
それには、教育実習を免除してもらう方法しか、他に方法がありません。
そのためのほとんど唯一の方法が、「小学校教員資格認定試験」なのです。

昨年の試験案内は、次の日付でWEB公開されていました。

平成23年4月28日掲載(文科省WEBにて)

この日まで、あと2週間。
その2週間後に、

今年度、認定試験が行われるのか、否か

が、判明するでしょう。
ドキドキです。

文科省の、賢明なる判断が求められています。


文科省の方!!
ぜひ、サラリーマンに、希望の手段を残してください!!




小学校教員資格認定試験 もうすぐ2次試験の結果発表


今年も、この時期が近づいてきた。
小学校教員資格認定試験。
その、2次試験の結果が、発表される。

1次は6割。
自分で、点数の大体の予想もつくから、合否のことにもある程度、めぼしがつく。
しかし、2次は論述。それに、ダンスや面接、運動の評価もあるから、なかなか合否がわからない。

2次については、加点方式と減点方式で評価される。

ダンスも面接も、運動も、すべて減点方式。
ある程度の線をこなすことができれば、まあ大丈夫。クリアできる。

しかし、論述は、厳しい。
これはしっかりしていなければならない。骨太な論述が必要で、中身がなければアウト、である。
論述は加点方式に近いと考えてよいだろう。
無難にこなす、ということができにくい。

考えようによっては、ダンスも面接も、妙なへまや、常識のない行動、外れた言動、知識のなさを露呈する、なんてことがなければ、まあ、○、ということになる。
これは、緊張している受験者にとっては、少し救いになると思う。

ホームランをかっこよく打って、ガッツポーズを決めろ!

といわれたら、緊張して力が出せないけれど、

見逃し三振だけはするな、

というのだったら、妙な肩の力も抜けるのでは・・・。

これで、教員資格認定試験の突破のコツが見えてきた。
つまり、論述こそ最大の突破口である、ということ。
論述に力を発揮できれば、合格はすぐ手の届く近くにある、ということだ。


多くの「小学校教員資格認定試験」の受験生の方が、合格しますように。
そして、世の中に、

「教育実習を受けていないけれど、サラリーマンや社会人でしたけど、おかげで教員になれました!」という人が、もっともっとたくさん増えますように。

やりなおしのできる社会。

本当にあったかい社会って、生きててよかったって社会は、こういう社会ですよね。




教育実習を受けずに先生になる人を応援したい!




●教育実習に行ってないけど教師です

●2学期のおさめ会

●小学校教員資格認定試験

検索でたどり着かれた方、↑↑↑上記のリンク↑↑↑をたどっていかれると、いろいろと書いていますので、ご覧ください。


教育実習を受けなくても、小学校の正規教員になれる。
教育実習をせずに、なれる。

このことが、サラリーマンからの転職組にとって、どれだけの救いであったことか。

このことを、文科省は重要視していない。
それで、小学校教員資格認定試験を、数年先には取りやめる、としている。
このことに、反対したい。


文科省の趣旨には、

Ⅰ 小学校教員資格認定試験制度の趣旨
広く一般社会人から学校教育へ招致するにふさわしい人材を求めるため,職業生活や自己研修などにより教員として必要な資質,能力を身につけ,教員資格認定試験に合格した者には,教諭の普通免許状が与えられる道が開かれています。

と書いてある。

だのに、その道を閉ざす、という。

現在実施している3種類の教員資格認定試験のうち、「小学校教員資格認定試験」について当分の間、休止とすること(休止開始時期は、遅くても平成26年頃までには)文科省のWEBより)


見直しの理由は、以下の3点。
(1) 通信制も含め、小学校の教員免許を取得できる大学数が相当数増えており、大学における教員養成ができる環境が整ってきたこと。

(2) 現役学生の受験者数が増加していくなかで、いわゆる社会人受験者の合格者数は著しく減少していること。

(3) 平成16年の国立大学法人化以後、現行の試験実施大学も含め、試験実施のための組織体制の維持が困難になってきていること。


反論。
(1)のように、たしかに通信制の大学が充実してきた。しかし、通信制大学でも「教育実習」は受けることになる。これが免除されることが、サラリーマンにとっての最大の恩恵だったのだから、通信制大学が増えたとしても、肝心の、「教育実習を免除する通信制大学」が増えていかなければ意味が無い。

(2)社会人受験者が少なくなったことが、「広く一般社会人から学校教育へ招致するにふさわしい人材を求める」の趣旨をあきらめる理由にはならない。
社会全体から、ふさわしい人、えらびましょうよ。
少ないからって、あきらめちゃだめだよ、文科省


(3)大学での試験実施の体制が組めない。なるほど。これが実際の理由なのだろうな。でも、やっぱり、あきらめてほしくないなあ。

がんばれ!文科省大学で試験実施できなかったら、どこか名乗りを上げる大学を探しましょう!特別予算を、どこかの民間企業から支援してもらって、もらいましょう!このための予算を、TOYOTAとか、どこかから出してもらえないかな。
トヨタ財団支援による、小学校教員資格認定。
今の現行の大学が、予算を理由に開催を断ってきたのなら、いいじゃないか、民間の支援だって、受けて行きましょうよ!

日本を再生したいなら、人材の再生を、していきましょうよ!




小学校教員資格認定試験


小学校教員資格認定試験については、これまでにいろいろと書いてきている。

小学校教員資格認定試験

このことで、ひさしぶりにメールが届いたので、書いておく。

小学校教員資格認定試験の見直しについて

小学校教員資格認定試験の見直し、ということが取りざたされている。
文科省のWEBでも情報公開されているのだから、これはかなり確定路線のよう。

この試験の一番のポイントは、なんといっても、これに受かりさえすれば、教育実習に行かなくても教員免許がとれる、ということだ。
このことが、すでにサラリーマンとなって妻子を養う立場の人間には一番のメリットであった。
教育実習が、2、3日ならば休みも取れよう。
だが、1ヵ月である。
この一カ月の休みが、サラリーマンにはなかなかとれない。
仕事を辞めれば可能だが、給料が入ってこない。家賃が払えなくなる。一家が路頭に迷う。

文科省のWEBには、

「大学での教員免許取得がやりやすい状況になっていることもふまえ」

だのと書いてある。
しかし、いまだ、大学の通信課程の教員免許取得、という手段に、

この一番大事な、

教育実習を受けなくても免許取得ができる

というコースは存在しない。
(あったらおしえて!!!!この質問が一番、多いんです!!!)

つまり、この資格認定試験が無くなった途端に、キャリアをやり直そうとする人間の切り捨て、が始まっていくのだ。
何代か前の総理大臣が、再チャレンジのできる日本、ということをおっしゃっていた気がする。
それと、逆行している。


あ、わかった。
臨時任用のアルバイト教師を、増やそうとしているのかも。
サラリーマンを辞めて、将来教師になろうとする人は、アルバイト先生をやれ、というんだろうな。
でも、給与は低いし、やはり家庭を支えるだけの給与がないなら、実質、それは無理、というもの。

私自身、地元の教育委員会に打診してみたが、すぐに講師の口を案内してくれるほど、甘くないのが現実だ。
エンジニアをやっていた年の最後、2月に面接をした。
面接の後、最初に提案された仕事は、音楽の臨時任用。
これはすぐに断った。だって、ピアノもひけないし、直前まで宇宙研ハッカーと闘っていたエンジニアが、音楽の先生にすぐにやれるわけない。
次に案内されたのは、市でもっとも遠い学校。自動車をもっていない私に、通える場所ではなかった。電車とバスを乗り継いで、1時間30分。駅やバス停までの徒歩時間を合わせると、合計2時間。
そこで、1年生プロブレムの対応を週3日。給与は・・・家賃と食費がぎりぎり、という感じ。病気にでもなったら、と思うと、妻子を前に、「これでいく」と言えなかった。

わたしはそれでも、3件目でまあまあ通える学校を提示してもらえたからよかったが、自治体によってはむずかしいところも多いだろう。

こんな状況だから、教育実習を受けるに際して、会社を辞める、というのはかなりの大きな決断になってしまうのです。