叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

教室という平和の砦

ついに岡崎の夏が始まりました。

夏休みです!!

(まだ夏休みでない地域の小学校の先生たち、ホントにご苦労様です・・・)



さて、夏休み入ると、子どもたちが学校に来なくなるので、

わたしはずいぶんと、さみしい思いをもつ。

しかしまあ、そんなことはどうでもいい。



教室というのは、なんと平和で、あたたかくて、居心地がよくて、

面白くて、人が大好きになってくる場だろうか。



わたしは1学期のささいな子どもたちとのやりとり、

子どもたちどうしのおしゃべりや、どうでもよいような事柄を、あれこれと思い出す。



そして、なんども、それを反芻し、幸福な気分に浸るのであります。

人が好き、というのは、なんとも象徴的なことだ。

子どもは、どうしようもなく、仲の良いもの。

けんかもするし、いさかいもあるが、なんとも本気で、人が好きで、友達が大切でしかたのない人たちであります。



教室が、いかに人生のヨロコビに満ち溢れた場所か、

多くの大人がしかめつらで生きているのを見ると、

なんとも申し訳ないが・・・。






世の中の、さまざまな気にしなくてもよいことを気にせず、人がどうしてこうも人を大切に思うのだろうか、ということを、ありとあらゆる教室の中の事象でもって、確認していける日々は、もうこれ以上ないほどの幸福だ、と思います。


この、小学校の教室のもつ価値に、賢い大人の、だれも目を向けない。

(しかし、目を向けられると、不要な世話を焼いてくる可能性もあるから、このままでよいのかもネ)

kids_kyouryoku