叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

【学校改革】キーワードは、「飼い馴らし」

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○掃除はだれもやりたくない、という前提で、掃除の時間枠に強圧的に行わせること。ルールを決めて人を役割に当てはめること。行動しない場合は罰を与えること。

○給食は各自が個人的に食べること。みんなで分け合って食べる雰囲気をなくし、配膳当番も「人間は本来やりたくない」という前提で進め ること。協力し合って配膳を全員で配り合う、ということを禁じ、自分の分を確保することだけを考えさせること。配膳当番は、成績の悪い者に罰として強制的に行わせること。

○授業は絶対権力者の教師に気に入られることを子どもたちの精神活動の主となるように進めること。権力におもねることを刷り込み、「先生に気に入られると得をする」ことを前提にして生きるようにさせること。

○当番活動をフォローし合うことを禁じ、もし仮に体調その他、自己都合で代わったもらったりした場合はペナルティとして「仕事」をさせること。

○学校生活にポイント制を導入し、ポイントをとったもののみに、特典が与えられる仕組みをつくること。ポイントの多寡が、人間生活の行動に影響するよ うに「飼い慣らす」こと。ポイントの取得が大きな目的になるように動機づけること。


こんな改革、ありえないとみんな思ってるけど、実態はどうかなあ。

ここは、前提から問い直すべきでしょうナ。

つまり、子どもを、現在の日本社会向けシステムに合致させるための「圧迫」「矯正」
その意味から問わないとね。

人のための社会づくりか、
社会のための人づくりか。


そこから、ね。

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