叱らないでも いいですか

「叱らないで、子どもに伝える・通じ合う」 小学校教師、『新間草海』の本音トークです。

「子ども」とは

赤と白の応援団長 タイプがぜんぜん違う!

赤の応援団長は、いかにも先生の言うことを聞きそうな優等生タイプ。白の応援団長は、なんでこの子が選出されたのか、と6年の担任の先生の考えを疑うような、非優等生タイプ。と、ここまではまだ勝負は五分五分だが、やはり惜しいことに、優等生タイプがど…

運動会なんかよりも、もっと大事な・・・

運動会にかけるエネルギーが、学校を大きく包み込んで、良くも悪くも、学校を巨大な競技場にしたてあげていく。それは本当におもしろいことでもあり、子どもが変化するタイミングにもなり、すべての児童のよき思い出にもなり得るし、一片の浄化装置にもなっ…

「疲れたよ」という子どもにどう言うか

「先生~、つかれた~」そうじのあとや、授業のあとや、なんだかんだと、いろいろな出来事があるたびに私に話しかけてくる子なのですが、ともかく、話しかけるたびに、「せんせい~、疲れた~」と言ってくるのです。こういうとき、根掘り葉掘り聞き直すと、…

小学館「総合教育技術」6月号に「子どもは叱れば言うことをきく」という記事があってちょっと乱暴かと・・・

大手の出版社、小学館が出している雑誌。「総合教育技術」に気になる記事を見つけた。(2012年 06月号)だ。特集記事の中に、「叱れない教師は叱れるようにならないといけない。それが今の教育界を是正するポイントだ」というような論旨が記されている。これ…

発達障害を抱える子で、個別の支援を必要とする子はどのクラスにもいるが、その子についてあれこれと策をめぐらす多くの担任は、よくこんな策を思いつく。

「あの、頭のよい、面倒見の良い、あの子に託そう」このことがうまく機能するのは、1日に1時間程度である。

いじめは、ある、と考えるのが普通

さて、いじめの話を聞く機会があった。保護者です。ご自分が、中学生のころ、悲惨ないじめがあった、というのです。よく話してくれたと思うのですが、親として自分の息子を育てる立場になり、気心知れた、私には話をしたい、と常々思っていたとのこと。どう…

3月21日卒業式 6年生へ喝!

勤務校は、21日が卒業式。愛知県は大体このあたりが卒業式であるようで、近隣校はほとんどがこの日程。23日が修了式で、ここから春休みだ。

ままごと遊びでノッてくる子とそうでない子

教室の中に、リコがいる。リコ、というのは、アニメの登場人物。ペンギンだ。NHK。朝のアニメ、「ペンギンズ」の、ちょっと毛色の変わったキャラクターが、『リコ』だ。クールな隊長、作戦担当のコワルスキー、かわいい新人。そして、何でもかんでも胃の中に…

クリスマス サンタに早めに連絡しないと・・・

給食のとき、食べながら子どもたちはさまざまな話題で盛り上がっている。(小生が小学生だったン十年前、給食中はしゃべらない、というルールがあって、みんな黙ってご飯をいただいていました。話ができず、つまらなかったのですが、なにか当時の担任の先生…

連休は子どもとお絵かき

スケッチブックを片手に、息子と絵描き。近くの川へ。水車小屋がある。先日来の大雨で、水がにごっている。だが、今日は晴れて、太陽の光がふりそそぐ。水面が光って、きれいに見える。水は、緑に見える。これをメインに描こうと思う。鉛筆で下書き、と思っ…

松本大洋の新作 Sunny のこと

松本大洋が、ここまでビッグネームになるとは思っていなかった。同じ職場の仲間に教えてもらったのが、12年前。ポッと出てきただけか?と当時は思っていたが、この12年ほどの間に、「漫画界のカリスマ」と呼ばれるほどになっていた。(ブック朝日コム)…

えええ?浜岡原発を自由研究???・・・てなことを言われても

朝早くに担任している学級の子から、自宅に電話。「先生、自由研究はどんな感じでやればいいの」いろいろと話すと、社会派の彼は、テーマ原発をやりたいのだとか。終業式で、校長先生がヒロシマの原子爆弾の話をされたので、そんなことからも、原子力発電所…

フクシマから小学生がやってくる!!キャンプの受け入れ

フクシマから小中学生がやってくる、というのでボランティアをすることになった。4泊5日の計画で、こちらの県内の高校生たちといっしょに、キャンプファイヤーをやる。そのファイヤーの実行委員会をまかされました。さあ、どんなふうに受け入れることがで…

「かっこいいね」と言ってほしい

ちょっとした隙間時間に、以前からやってみたかったことを実行した。小さなアンケート。内容は、「言ってほしい言葉」である。子どもたちに、小さな画用紙を配る。本当に小さなサイズのもの。名刺をほんの少し、大きくした程度。これに、「いいかい。いつも…