2011-01-01から1年間の記事一覧
8年目のある日、ひょっとしたときに、ふと思いついた。怒りの思いが出てくるとき、いやな気持ち(感情)になるな。なんでだろう。怒りの思いが出てくるとき、すてきな気分(感情)にはならない。なんでだろう。相手に対して、怒っているとき、つまらないよ…
いやあ、なんだか夏休みボケもあるのか、筆が思わぬ方向へ進み始めて・・・わたしの特異な体験を書いているが、はたして読もうとする人があるのか・・・。教員採用試験の2次試験を目前にして、対策を考えている人たちにはまったく関係のないことを書いてい…
NHKで、今、「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」という番組を連続シリーズでやっている。それを見ていると、人と人とが、組織や肩書や立場や派閥、人事、そうしたものにからみとられて、本当に心の欲するように行動しているわけではないんだな、というのが…
戦争、とふりかぶらなくても、人と人とがうまくいかなくなる、なんだかしっくりこなくなる、距離が生じてしまう、ということについて書く。「戦争なんて大きく出て、いったいなんだ。たかだか、小さな個人と個人の人間関係の話じゃないか」そう。小さな、人…
ひさしぶりに映画を見てきた。宮崎駿さんプロデュースの「コクリコ坂から」だ。映画館はわりと空いていた。他のお客さんはみんな、ハリーポッターとか、他の映画に流れていたよう。でも、コクリコ坂のシアターも、開演時刻にはいっぱいになった。この中で、…
朝日新聞の天声人語で、こう書かれていたのが目にとまった。「国会で説明した児玉龍彦・東大教授によれば、福島からは広島原爆20個分(ウラン換算)の放射性物質が飛散した。残存量もはるかに多く、影響の広さ、長さは知れない」え、そんなに、と驚く。広…
細いストローが、わたしの鼻の穴に、吸い込まれていく。目の前のテレビ画面には、ふしぎな世界が展開する。鼻毛の森を抜け、妙な鍾乳洞の道を抜けると、わりとすぐに胃だった。もっとつるっとしたイメージであったが、実は胃は、かなり複雑な構成になってい…
胃カメラ初体験 こんなに複雑な壁なの?ストレスか。6月ごろから、腹部が痛むことが多くなった。食べた後にも、すぐに食べたものが胃からなくならないことがあった。夜中、胃がいたくなって、ふとんの中でもだえ苦しむことも。こんなに痛む体験はこれまでな…
周囲の先生方の指導を、食い入るように見る。それは、大きな学びのチャンスだから。他の先生が、子どもたちに指導している場面を見ながら、「おお!このフレーズは、うちのクラスの子たちにもぜひ言って聞かせたい!」と思うフレーズがある。それを、週の指…
朝早くに担任している学級の子から、自宅に電話。「先生、自由研究はどんな感じでやればいいの」いろいろと話すと、社会派の彼は、テーマ原発をやりたいのだとか。終業式で、校長先生がヒロシマの原子爆弾の話をされたので、そんなことからも、原子力発電所…
フクシマから小中学生がやってくる、というのでボランティアをすることになった。4泊5日の計画で、こちらの県内の高校生たちといっしょに、キャンプファイヤーをやる。そのファイヤーの実行委員会をまかされました。さあ、どんなふうに受け入れることがで…
今年、受験する臨採講師の先生から、連日のようにアドバイスのリクエストがあり答えています。そうです。2次試験前なので彼も真剣なのです。一つ、気になったことがあります。それは、発達障害児のこと。試験をする側、採用する側としては、今や発達障害児…
BLOGを2006年に公開してから、すでに5年半が経ちました。 この間に、主に採用試験についての記事を多く書いてまいりましたが、そろそろシーズンが近づいてきました。一度、ここで、採用試験の記事を少しだけ、まとめておきます。まだあるかと思いますが、目…
WISC-IV 知能検査のキットを、ようやく見せてもらいました。近所の大きな小学校で、購入したそうです。これからは、こういうものは公費でじゃんじゃんと買っていただきたいものです。そして、担任が、毎日のようにさわって研修を積みながら、自分のクラスの…
中国で電車の衝突事故がありました。ご冥福をお祈りいたします。ところで日本の高速鉄道、新幹線のシステムは、鉄道の設計思想がまったく世界の標準と異なっているので、こうした衝突事故は起こり得ないのです。今、日本が輸出すべきは、ハードよりも、こう…
通信簿。学期末に成績をつけ、子どもに手渡す。そろそろそんなシーズンだが、思い出すことがある。昨年のことだ。昨年の学年末のこと。通知票を子どもたちに手渡し、帰宅させた後。終業式が終わり、卒業式が終わり、すべてが終わった後のことだった。職員室…
2次障害の子に対して、教師はどう対応すべきなのか。これが本当に問題なのだ。多くの教師が、今、このことに頭を悩ましている。1)共感し、まずは受容するところが、これは案外とよくない方法だ。なぜなら、共感したために、教師も同じように思っている、…
愛知県 7月21日(木)。この日が、1次試験である。またこのシーズンがきた。今年の面接で聞かれるのではないか、ということを、2点、挙げておきます。1)不審者がとつぜん、教室に入ってきました。どうしますか。2)地震が起きました。どうしますか。今…
図工。ガクアジサイを描く。そもそもは、1学期の最後あたり、図工は何をしようか、と話していたことが発端でした。職員室で、隣に座っている同じ学年の先生と相談し、「なにか、パッとできて、それなりの作品に仕上がるようなことをしたいですね」というこ…
授業参観があり、保護者会があった。これまでも楽しい保護者会はたくさんあったが、今回のは、なんだかとても幸福な風が拭いていたような気がする。あたたかい、春のはじめのような、心地よい会となった。なんでかな、と振り返ってみている。それは、私が1…
気になる児童がいる。なにかいつも、爆発する要素を持っている気がする。なにか、表情が暗いのだ。そして、言葉の端々が、少し、とがっている。この子を、大事に、大事に、と思う。聞けば、家で、年の離れた乱暴者の兄に、こき使われているらしい。食事の皿…
結論を言うと、知っておくにこしたことない。どちらかというと、知っておくべき。これは、対象児童によって、内容が変わる。低学年ならポケモンや仮面ライダーオーズ、また、「なつかしい話」としてとりあげた場合のトーマスもあり得る。(おおくの1,2年…
ほめる、ということについて、これまでも幾度となく考えてきた。ところが最近、ほめない、という選択肢を選ぶことがあるな、と思うようになった。あっ、と思う。これはほめるチャンス!ところが、ここで、ほめない。ほめないで、スルーする。こうしたことも…
消しゴムをひろってくれる。「○○くん、すぐに気付いて、ひろってくれたんだね。① ○○くんは、やさしさが身についているんだね②」黒板をきれいに消してくれる。「○○さん、すっごくていねいに消してくれたね。① ○○さんは、次の授業のこと考えているんだね。いつ…
低学年なので、WISCもまだ。でも、IQは70程度。ぎりぎりだ。行動の特長は、広汎性発達障害。自閉症スペクトラム。みんなといっしょには、あそべない。自分からふらり、と足のおもむくままに歩きだす。話しかけても、会話の終わらないうちにどこかへ。会話…
ちょっとした隙間時間に、以前からやってみたかったことを実行した。小さなアンケート。内容は、「言ってほしい言葉」である。子どもたちに、小さな画用紙を配る。本当に小さなサイズのもの。名刺をほんの少し、大きくした程度。これに、「いいかい。いつも…
授業中、ここぞ、という場面にもかかわらず、「せんせい!」といきなり、だしぬけに言いだす子がいる。べつに、場の雰囲気を読めない子、というわけでもないのだが、なんだか1年生の時からの癖なのか、身体に関連することは、ただちに先生に報告せよ、とで…
廊下を走る子がとても多い。とくに、今年入学の1年生。いたずらぼうず、というようなくりくりとした目で、いちもくさんに走ってくる。廊下は歩こうという指導はしているものの、なかなか意識がそうなっていかないようだ。先日、職員の会議でこんな話が出て…
(教員の夢を持っている、というFさんからのメールへ返信)※同じようなメールをいくつももらうので、ちょっと紹介させてもらいます。以下、私からの返信メールです。Fさん、教員の夢をお持ちなのですね。とてもすばらしいことと思います。教師は情熱を傾けら…
2年生の図工。暑くなってくるので、教室用のうちわをつくる。自分たちでつくったうちわなので、ルールを守る。「はい、じゃあみんなで1分間だけ、うちわであおごう!」へたに下敷きであおぐ癖をつけるよりも、うちわであおぐのがいい。うちわをしまう段ボ…